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こりゃなんだ

そうです。痔の神様の落とし物です。お尻りでさすると、痛みが消えたとか……。ほんと? 言い伝えられている不思議なもの。
石?よくみると木にも見える?神様の落とし物だから、よくわかりませんが、一度訪ねてみてはどうですか。




お参りは自由です

秋山自雲霊神(痔病平癒の神様)

當山久昌寺から数百メートル行ったところに末寺の曼荼羅寺がありました。その曼荼羅寺に、
秋山自雲霊神という痔病平癒の神様が祀られていたのです。江戸時代中後期、新宿町蓮華寺住職、
本妙院日観(江陵院百四十五世)は、三昧堂檀林玄講主を勤め、その帰途に、消化不良で苦しむ
稲木の農夫に、「この護符を湯に潜らせ、丹田に張ること」を告げ、帰寺しました。農夫は、
丹田(おへその下辺り)の意味がわからず、湯に浸し、それを温め、ただれた肛門に張ったのです。
すると、数日して、ただれた肛門の傷みが和らいだといいます。
ある日、蓮華寺を訪ね、このことを住職に話すと、隣の曼荼羅寺の境内に、秋山自雲霊神という痔病の神を
祀ってほしいといわれました。以来、痔病平癒を求め、遠近より参詣者も賑わいを呈したそうです。
曼荼羅寺は、明治以後廃寺となり、蓮華寺も久昌寺と合併し、現在は久昌寺境内に祀られています。