水子とは
不幸にして、この世に生を得る前に亡くなった赤ちゃんのことを総称して水子(みずこ)と呼んでいます。
水子への思いは、複雑で、一人一人みな異なった心持ちを持ちます。しかし、複雑な心持ちは、望むべく家族の一員を亡くした悲しみと、親のちょっとした不始末で迎える悲しみとの、大きく二つに分けられましょう。
水子供養で大切なことは
私達は辛いこと、悲しいこと、嫌なことは早く忘れたいと思います。忘れることによって、いつもの自分をはやく取り戻したいからです。
しかし、私達にとってはそうであっても、忘れたい相手の立場から見ると、忘れたいことが、自分勝手やわがままになっていたりすることが往々にしてあるものです。水子もそうで、水子から見ると、やはり忘れてほしくないと思うはずです。つまり、水子供養で大事なことは、どういうことであっても水子を忘れないであげることにあります。言い換えれば、供養とは、忘れないことの行為でもあるのです。
水子供養への心構え
1、まず、自分の誕生日と同じように、水子が亡くなった年月日を一生忘れないことです。
2、毎年ご命日(亡くなった月日)を迎えたら、合掌し頭を下げ「元気かい」と声をかけて上げましょう。「南無妙法蓮華経」(なむみょうほうれんげきょう)と唱えられれば、なおさらよいです。
3、一度はちゃんと供養をしたいと思う方は、お電話で予約してお越し下さい。供養の時間は20分くらいで、お布施(費用)は1万円です。
4、写真等を久昌寺水子塔へ安置(小さなものは無料)し、お墓参りをするのもよいでしょう。亡き赤ちゃんと会う唯一の場を創っておくことも人間として大事にしたいものです。(ただし1度は供養をした方に限らせて頂きます)
その他、お寺にご相談したいことができました時、いつでもお電話して下さい。なんなりとご相談にのりましょう。
〒313ー0007 茨城県常陸太田市新宿町239
久 昌 寺
電話0294-72-4888番 fax 0294-72-4889番